23年ぶりの開催決定‼ 「栗林公園薪能」
特別名勝 栗林公園 開園150周年プレイベント
特別名勝 栗林公園は、明治8年(1875年)3月16日に県立公園として一般公開されてから、今年度末に150年を迎えます。開園150周年プレイベントとして、平成13年(2001年)に初開催以来、23年ぶりとなる「栗林公園薪能」を開催します。
人間国宝を含む豪華な顔ぶれが出演「栗林公園薪能」
かつて藩主の下屋敷があった檜御殿跡に、紫雲山を背景とする野外仮設舞台を設け、歴代藩主もたしなんだ「能」の舞台公演(薪能) を 開催します。
能楽界を代表する、茂山七五三( 人間国宝・シテ) 、大倉源次郎(人間国宝・小鼓)などを含む豪華な顔ぶれが出演いたします。また、香川県高松市出身の伶以野陽子が、シテ方として凱旋出演します。閉園後の夜の大名庭園で幽玄のひと時をぜひご堪能ください 。
演目と主な出演者
演目 | 主な出演者 | |
能 | 「羽衣 和合之舞 」 | シテ 伶以野陽子(高松市出身) ワキ 福王知登 ワキヅレ 喜多雅人 笛 杉信太朗 小鼓 大倉源次郎(人間国宝) 大鼓 亀井広忠 太鼓 前川光範 ほか |
狂言 | 「萩大名」 | シテ 大名 茂山七五三(人間国宝) アド 太郎冠者 茂山宗彦 アド 庭の亭主 島田洋海 |
能 | 「八島」 | シテ 梅若紀彰 ツレ 小田切亮磨 ワキ 福王知登 ワキヅレ 矢野昌平 間狂言 茂山逸平 笛 杉信太朗 小鼓 大倉源次郎(人間国宝) 大鼓 亀井広忠 ほか |
開催日時
■開催日時
令和6年(2024年)10月3日(木曜日)18:00 開演
■会場
栗林公園 檜御殿跡 特設能舞台 (商工奨励館西側芝生広場)
※雨天の場合:レクザムホール(香川県県民ホール)小ホール
■チケット
ロイヤル席 16,000円 、S席 12,000円、A席 10,000円、B席 8,000円 チケット完売
栗林公園 薪能 観劇前は、「ガーデンカフェ栗林」でご夕食(ディナー)
2024年10月3日(木)、【栗林公園薪能を観劇されるお客様限定】!!
栗林公園・園内にあるレストラン「ガーデンカフェ栗林」では、観劇前のお時間に【特別なお食事メニュー】をご用意させていただきます。「ガーデンカフェ栗林」は、「栗林公園 薪能」会場のすぐ横、商工奨励館西館内にあります。(会場まで徒歩1分以内)
ガーデンカフェ栗林 秋のミニコース ¥4,400(税込)
讃岐の秋のミニコース 4,000円(税別)
讃岐サーモンのカルパッチョ
オリーブ地鶏と讃岐野菜のオリーブあえ
オリーブ豚と讃岐の季節野菜のグラタン 讃岐の白みそ仕立て
窯焼きバケット
讃岐和三盆のガトーショコラとりんごのコンポート
コーヒーまたは紅茶
讃岐サーモンを県産オリーブオイルを使ったソースでさっぱりといただくカルパッチョ、オリーブ地鶏の自家製サラダチキンと讃岐野菜のオリーブ和え。メインのグラタンにはオリーブ豚と季節の野菜がたっぷり、讃岐の白みそ仕立てのまろやかな甘みとチーズの相性が抜群!ガーデンカフェ栗林【秋冬限定・人気のメニュー】です。デザートは讃岐和三盆の上品な甘さが特徴の自家製ガトーショコラ。
讃岐の名産品が使われた贅沢なミニコースで、お腹も心も満たされた後、「栗林公園 薪能」にお出かけいただけますと幸いです。
「栗林公園薪能(たきぎのう)」の見どころ
薪能(たきぎのう)とは?
薪能(たきぎのう)は、元々、法呪師が悪魔祓い追儺をするなど、神仏に薪をお供えする儀式でした。後に大和猿楽四座が猿楽を奉納する儀式として次第に華やかになり、現在では、概ね夏場の夜間に、能楽堂、もしくは野外に臨時に設置された能舞台の周囲にかがり火を焚いて、特に選ばれた演目を演じる能楽のことを言います。
能は、詩、劇、舞踏、音楽、美術などさまざまな要素が一体となって感動を創造する「総合芸術」です。したがって、場所の特長も演出にの一つであるといえます。近年、薪能の魅力が再認識され、社寺境内や御苑、城跡など、歴史的文化財で催され、多くの方に広く鑑賞されるようになっています。
2024年10月3日(木)「栗林公園薪能」では、栗林公園が藩主の別荘・栗林荘と呼ばれた江戸時代、藩主の別宅・桧御殿があった場所に、能舞台を特設して開催されます。現在の栗林公園では園内中心部に位置し、すぐ横には商工奨励館(讃岐迎賓館)も建ち、時代の移ろいを感じる空間です。歴史ロマンとともに、日本が世界に誇る伝統芸能をお楽しみください。
香川県高松市出身 伶以野陽子さん(本名:レイヤー陽子 旧姓:太田陽子)が出演
伶以野陽子(本名:レイヤー陽子)さんは、香川県高松市出身で、旧姓は太田さん。
2024年10月3日(木)「栗林公園薪能」では、「羽衣 和合之舞 」のシテ方として出演されます。
伶以野陽子さんは、香川大学教育学部附属高松中学校、香川県立高松高等学校を経て、東京学芸大学 教育学部へ。
大学卒業後、劇団員として活動されていましたが、28歳で能楽の道へ方向転換。プロの能楽師を目指し、56世梅若六郎師(現梅若桜雪師)に師事、内弟子入門を経てシテ方観世流師範免許取得、第14回ブルーポラリス賞優秀新人賞など数々に受賞されています。
現在は東京を拠点に、日本を代表する若手能楽師として各地の公演に招かれ全国で活躍中です。公演活動以外に、外国人や子ども向けに能楽普及のワークショップなども精力的に行れています。
23年ぶりの「栗林公園薪能」では、香川県が世界に誇る能楽師・伶以野陽子(本名:レイヤー陽子)さんの公演が栗林公園で鑑賞できるビッグチャンスです!!
「栗林公園薪能」ご参加の皆様へ
10月3日(木)開催の「栗林公園薪能」に参加される皆様に、大切なお知らせです。
当日のご来園、ご鑑賞につきまして、お伝えしたいことがございますので、必ずご確認いただけますと幸いです。
「栗林公園薪能」主催・お問い合わせ
■主催:香川県、公益社団法人香川県観光協会
■お問い合わせ:香川県民ホール(レグザムホール)サ ー ビスセンター
電話:087-823-5023