開園150年を迎えた 特別名勝 栗林公園
明治8年(1875年)に県立公園として開園した栗林公園は、今年で150周年を迎えます。国の特別名勝に指定される栗林公園の前身は、高松藩の大名庭園「栗林荘」です。この歴史伝える資料が公開される展示会が、高松市の県立ミュージアムで開催されています。
詳細
会期 | 令和7年9月5日(金曜日)から令和7年10月19日(日曜日) |
開館時間 | 午前9時から午後5時、夜間開館時は午前9時から午後8時
(いずれも入館は閉館の30分前まで) |
休館日 | 毎週月曜日(ただし9月15日・10月13日は開館)、
9月16日(火曜日)、10月14日(火曜日) |
会場 | 香川県立ミュージアム(高松市玉藻町5-5)常設展示室1 |
展示数 | 23件23点 |
観覧料 | 一般500円、団体(20名以上)400円
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学芸講座「栗林荘を歩く」
展示されている「栗林荘記」の内容を読み解きながら、江戸時代の栗林荘の魅力についてご紹介します。
日時 | 令和7年9月27日(土曜日)午後1時30分から午後3時 |
定員 | 72名(要事前申込) |
参加料 | 無料 |
会場 | 地下1階講堂 |
大名庭園・栗林荘の歴史
栗林荘は、初代高松藩主・松平頼重(よりしげ)が庭園として整備を始め、歴代藩主により改修されてきました。特に五代藩主・頼恭(よりたか)の時代に行われた整備や名所の命名は重要な節目となり、現在の栗林公園にもその影響が残されています。
江戸時代の公式ガイド「栗林荘記」
展示会では、藩の儒学者・中村文輔が作成した江戸時代中期の公式ガイド「栗林荘記」の全編が県立ミュージアムでは、初めて公開されています。この資料には、園内の樹木や水の流れ、建物「掬月亭」などの名所が詳細に記されており、当時の大名庭園の様子を知ることができます。
栗林荘を描いた最も古い資料「御林御庭之図」や、全体を写した絵図・記録も展示されており、江戸時代の庭園の姿をわかりやすく学び、散策の理解が深まります。
展示会は10月19日まで開催
高松市県立ミュージアムで開催中の展示会は、10月19日まで行われています。江戸時代の大名庭園・栗林荘の歴史資料を通して、現在の栗林公園とのつながりやその美しさを感じることができます。
香川県立ミュージアム アクセス
お問い合せ
香川県立ミュージアム
📞 :087-822-0247
住所 : 〒760-0030 香川県高松市玉藻町5−5
WEB :https://www.pref.kagawa.lg.jp/kmuseum/kmuseum/index.html