歴史的建造物の新たな価値を発信
2015年夏、特別名勝・栗林公園の中心に佇む商工奨励館は、大規模改修を経て、レセプションホールやカフェを備えた「讃岐迎賓館」として新たなスタートを切りました。

株式会社フェアリー・テイルは、リニューアルに際し「商工奨励館の“讃岐迎賓館”ブランディング構想」を提案。
香川県様に採用いただき、その構想を具現化するオープニングイベントとして「栗林晩餐会」を企画・プロデュースいたしました。
歴史を未来へつなぐ「讃岐迎賓館」構想
「商工奨励館の“讃岐迎賓館”ブランディング構想」では、栗林公園、および商工奨励館の芸術的価値を未来に引き継ぎ、歴史的存在感を後世に伝える文化振興の必要性を説いています。
「保護」と「活用」の両立、「ヒストリー」を「ストーリー」として転換する、ユニークベニューとしての“讃岐迎賓館”のブランディングです。


ユニークベニュー、“讃岐迎賓館”の幕開けとして、栗林公園 商工奨励館 リニューアルオープン記念イベント「栗林晩餐会」をプロデュース(企画・運営)させていただきました。
約400年の歴史で初となるガーデンパーティー
リニューアルオープンを記念して開催した「栗林晩餐会」は、「庭 × 食 × 音」をテーマに企画。
約400年の歴史を持つ栗林公園において初めてとなる本格的なガーデンパーティーとして、県内外から多くのゲストを迎えました。
会場となった北庭(プライベートガーデン)にはステージや客席、飲食スペースを設置し、参加者が庭園と館内を自由に行き来しながら、栗林公園ならではの特別な時間を楽しめる空間を創出しました。
プロデューステーマ1.≪庭≫を楽しむ


真夏の夜のイベントということで、北庭(プライベートガーデン)に、音楽イベントのステージと観客席、食事歓談スペースを設けました。出席者数は、約200超名です。

館内バンケットホールと北庭を一体的に活用し、扉を開放することで庭園との連続性を演出。栗林公園を象徴する松の緑との調和を考え、ネイビーをテーマカラーとして採用しました。
夕暮れから夜へと移り変わる時間帯にはキャンドルを配置し、歴史的建造物と日本庭園が織りなす幻想的な空間を創出しました。
プロデューステーマ2.≪食≫を楽しむ


お料理は、北館バンケットホール内のビュッフェコーナーに冷製オードブルとデザートを、北庭のオープンキッチン(屋台テント)に鉄板焼き、ピザ、パエリアなどを、デモンストレーションコーナーでは握り寿司を用意しました。




お料理・飲み物の担当は、弊社の直営のカフェレストラン「ガーデンカフェ栗林」が担当。
「ガーデンカフェ栗林」は、商工奨励館リニューアルオープンと同時に、館内西館にオープン。香川県産品をふんだんに使用した洋食・和食のメニューは、イベント時のご飲食にも対応しております。香川県のお勧めレストラン「さぬきダイニング」にも認定されています。
プロデューステーマ3.≪音≫を楽しむ

北庭(プライベートガーデン)では、香川県出身の音楽家、岡野弘幹氏の演出によるステージイベントを行いました。岡野氏は、世界の聖地・自然遺産などで、自然界の生命を音楽と映像に表現するオリジナルな音の世界をプロデュースしています。


自然と共鳴する音楽表現を得意とする岡野氏の演出により、「一歩一景」と称される栗林公園の風景美と、讃岐迎賓館の歴史的な風格を表現しました。


音楽、光、映像、アートを融合したステージは、この日のためだけに制作された特別プログラム。栗林公園において前例のない規模での音楽演出となりました。
プロデューステーマ4.≪庭≫×≪食≫×≪音≫を楽しむ




北庭(プライベートガーデン)に音楽イベントのステージと観客席とオープンキッチンを、北館バンケットホール内にオードブル&デザートコーナーと食事歓談スペースを設けたことで、参加者は庭と館内を自由に行き来し、気の向くままに音楽・食事・歓談を楽しむことができます。真夏のナイトパーティーでは、開放感ある演出は好評です。会の趣旨にもよりますが、ある程度のカジュアルさもアイデアとスタッフの対応次第で許されます。
プロデューステーマ5.ユニークベニュー「讃岐迎賓館」としての幕開け

行政様のイベントでは、ロゴ等のビジュアル開発に対するプライオリティが低くなりがちですが、オープン記念イベント「栗林晩餐会」は、リニューアルした商工奨励館をユニークベニューとして披露する、大事なプレゼンテーションの場でもあります。(「商工奨励館の“讃岐迎賓館”ブランディング構想」)


ユニークベニューとは、歴史的建造物、文化施設や公的空間等で、会議・レセプションを開催することで特別感や地域特性を演出できる会場のこと。サプライズの演出効果は大きいですが、イベント、レセプション、コンベンション目的の専用施設ではないだけに、利用者がその活用についてイメージがわかないのも事実です。


今回のプロデュースの重要なポイントは、商工奨励館の歴史的・芸術的価値を広く周知し、結婚式、パーティー、式典、MICEの開催やインバウンド客の誘致にも対応できる“讃岐の迎賓館”の活用方法をPRすることです。
そこで、オープニングイベント「栗林晩餐会」の趣旨にふさわしいイベントロゴの開発を重視し、招待状、パンフレット等の印刷物など、統一感のあるイベントツールの制作に努めました。


主な担当内容
- イベント企画・運営
- コンセプト・テーマ設計
- イベントタイトル開発
- ブランド戦略立案
- ロゴ・ビジュアル開発
- 招待状・パンフレット制作
- 広報・広告展開
- 会場設営・空間演出
- 事務局運営
- MICE・ユニークベニュー活用提案
事業名/栗林公園 商工奨励館 リニューアルオープン記念イベント
クライアント
香川県 様
事業名/栗林公園 商工奨励館 リニューアルオープン記念イベント
・イベント 企画・運営
(イベントのテーマ、コンセプト設定から関わらせていただきました。)
・イベントタイトル「栗林晩餐会」のネーミング
・音楽イベントを含むイベント全体の進行台本シナリオ作成
・イベントロゴ等のビジュアル開発
・招待状、パンフレット等のツール制作
・イベントの広報、広告
・設営プラン制作
・装飾プラン制作
・会場設営(看板、音響・照明設置)
・主催者事務局業務(参加者募集、受付・集計、会費集金など)
トータルプロデュース・プロデューサー
藤田徳子(株式会社フェアリー・テイル)
音楽イベント・プロデューサー
岡野弘幹(有限会社アンビエンス)
・インデアンフルート奏者(岡野弘幹)
・竹アート(三橋玄)
・ヴォーカリスト(TeN)
・パーカッション、ドラム(信藤真実)
・ダンス(國友悠一朗)
・和太鼓奏者(友岡宣仁)
・映像アーティスト(高岡真也)
STAFF
・パーティー企画運営(株式会社フェアリー・テイル)
・テクニカルディレクター(株式会社ビザビ 河内猛)
・ビジュアル開発(V.I.F., inc.)
・招待状、パンフレット制作(V.I.F., inc.)
・会場施工(株式会社高松大洋工芸)
・照明(有限会社ミュウ・ライティング・オフィス)
・映像テクニカルサポート(株式会社オプチカル)
・司会、ナレーション(彦田理恵)
・装花(フローリーリッチ 中井慎二)
・装飾機材、キャンドル(ペガサスキャンドル株式会社)
・記録撮影(スタジオBUN 岩城文雄)
・料理飲み物(株式会社フェアリー・テイル ガーデンカフェ栗林)
・デザート(菓子工房ルーヴ)