中華人民共和国 駐日本国大使館 孔鉉佑大使ご夫妻、駐大阪総領事館 薛剣総領事ほか、ご一行様の四国ご来訪歓迎レセプションが、栗林公園 商工奨励館(讃岐迎賓館)にて、開催されました。
中華人民共和国 孔鉉佑駐日大使 歓迎レセプション
会場は、栗林公園 商工奨励館(讃岐迎賓館)
栗林公園の中央に位置する「栗林公園商工奨励館」は、明治32年に香川県初の博物館として建立された文化財建造物です。帝室技芸員・伊藤平左衛門による近代建築様式。明治・大正・昭和・平成と100年以上の時を刻み、平成27年に「讃岐迎賓館」としてリニューアルオープンしました。
リニューアル後は、G7サミット情報通信大臣会合、元岸田外務大臣主催各国大使晩餐会、モナコ公国アルベール大公歓迎会…等が開催されるなど、国内外からの賓客を出迎えています。
お料理は、四国・香川県の食材をふんだんに使用したオリジナルメニュー
お料理は、中華人民共和国と日本国の友好の証として、中華料理と和食の折衷料理。四国・香川県の豊富な山の幸、海の幸を贅沢に使用し、この日のために考案されたオリジナルメニュー(タイトル:「四国美食のおもてなし」)です。
〈前菜〉 香川県産オリーブ夢豚でチャーシュー、香川県産オリーブ地鶏の蒸し鶏、中国大連産特級クラゲの酢の物
〈造り〉 瀬戸内産造り三種盛り(あこう あおり烏賊 平貝)
〈スープ〉 気仙沼産フカヒレのスープ
〈点心〉 春巻き 水餃子
〈魚料理〉 徳島県産伊勢海老のチリソース
〈肉料理〉 香川県産オリーブ夢豚で酢豚
〈寿司〉 手まり寿司六種(瀬戸内産鯛、瀬戸内産鰆、讃岐コーチンの錦糸卵、香川県産椎茸、香川県産アスパラ、徳島県産茗荷、徳島県産柚子を使った酢飯)
〈デザート〉和生菓子(梅の花)、中華胡麻団子、抹茶
アトラクションは、中国と日本の絆と縁の歴史を辿るオリジナル演出
アトラクションは3つ用意され、レセプションに華を添えるだけでなく、中国と日本の絆と縁の歴史を辿る意味深い演出となりました。
最初は、香川県立高松西高等学校 書道部による、書道パフォーマンス。
古く、中国より学んだ書道は、現在こうして日本の私たちに受け継がれ、新しい時代のパフォーマンスに進化しています。中国の偉大なる歴史の賜物に感謝する気持ちを表現する意味で取り入れています。
次に、讃岐うどん職人(久枝 了さん)による、うどんの手打ちパフォーマンス。
うどんのルーツをたどると、日本から中国に渡った遣隋使、遣唐使が、中国から唐菓子〔からくだもの〕の一種の「こんとん」を持ち帰ったところにあると言われています。讃岐地方は空海の故郷で、遣唐使と共に中国へ渡った空海が、うどんの技術を日本に持ち帰り、貧しかった故郷の人々を救ったと言われています。現在、うどんが香川県のソウルフードとなったのも、元をたどると中国のおかげです。中国の皆様への恩返しの気持ちを込めて、讃岐うどんの披露となりました。
最後に、神戸華僑總會 舞獅隊(こうべかきょうそうかい ぶしたい)による、獅子舞の演舞。この日の獅子舞の演目は、中国南方系の南獅(ナンスー)、舞の途中に獅子に噛まれると「無病息災・商売繁盛』など験(げん)を担ぎ、祝い事には欠かせない、おめでたい舞。
国賓をおもてなしできる香川県を代表するユニークベニュー
閉園後、栗林公園と商工奨励館(讃岐迎賓館)を貸し切りに!
国賓を出迎えたこの日、栗林公園は閉園と同時に、レセプション会場となった商工奨励館(讃岐迎賓館)のみ開館し、園内は関係者のみで貸し切りとなりました。
文化財庭園である栗林公園、歴史的建造物である商工奨励館(讃岐迎賓館)の貸し切りは、国賓をおもてなしする特別感として、最高の演出です。
賓客の安全を守る警備体制も万全!
栗林公園 商工奨励館(讃岐迎賓館)は、通常開館時間(8:30~17:00)に加え、夜間利用が可能です。一般来園者の退園後は、栗林公園と商工奨励館(讃岐迎賓館)を貸し切りすることができるため、国賓級の警備体制も万全と言えます。
”讃岐迎賓館”でスペシャルな一日を
ユニークベニューを活用するスペシャリスト
“ユニークベニュー”とは、歴史的建造物、文化施設や公的空間等で、会議・レセプションを開催することで特別感や地域特性を演出できる会場。サプライズの演出効果は大きいですが、その一方で、イベント、レセプション、コンベンション目的の専用施設ではないだけに、不便さも多分にあります。
栗林公園商工奨励館西館管理を香川県から受託している株式会社フェアリー・テイルが、このたびの「中華人民共和国 孔鉉佑駐日大使 歓迎レセプション」をプロデュースしました。
株式会社フェアリー・テイルは、「讃岐迎賓館」でのイベントやレセプションの企画・運営・設営・飲食提供等の対応をしており、G7サミット情報通信大臣会合、元岸田外務大臣主催各国大使晩餐会、モナコ公国アルベール大公歓迎会…等のプロデュース実績もあります。